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東京大学入学式で感じたこと

カテゴリ : プライベート
東京大学入学式

2016年4月神戸から新幹線で東京大学入学式に参列しました。
五神総長はもちろん、小川教養学部長、ノーベル物理学賞の梶田先生のお話がすばらしく、マナー研修などの人材育成や経営にも通ずると感じました。
五神総長の祝辞はメディアでも紹介されていますので、後のお二人について感じたことを書きます。

<小川教養学部長のご祝辞より>

ご自身の経験から「自ら直接体験することの大切さ」を説いていらっしゃいました。

お父様が晩年に認知症を患ってから、かつては繰り返し聴いていたお気に入りの曲でさえ、機械で再生したものには反応されなくなったそうです。
ところが、老人ホームの広間で小川学部長がピアノを弾きながら歌を歌ったところ、それまで不機嫌に黙っていたお父様が、「笑みをたたえて、かつての父のように上機嫌で話し始めた。」そうです。
同じことがお父様にも周りの方々にも繰り返しあり、生の音楽のもつ力に圧倒されたとのことでした。

同様に教育の場で行われる授業も、良き師・良き友との付き合いも「直接、生で」を大切にして欲しいとのお話が印象的でした。マナー研修も同じだと思います。


〈ニュートリノ振動を発見されたノーベル物理学賞梶田隆章先生のご祝辞より〉

自ら問題意識を持ち、10年以上研究を続けて成果を挙げられたご経験から「学問や実社会の最先端に立つと、どんなことが問題や課題になるかを見抜く力、あるいは予期せぬことに出会ったときにそれをきちんと問題として捉える力が必要となる。それらを身に付けてほしい」とおっしゃっていました。

学問の世界ではありませんが、経済界で京セラの稲盛和夫名誉会長がおっしゃる、「開拓者であれ。誰も手掛けたことのない新しい分野を開拓していくのは容易ではなく、海図や羅針盤のない状況で大海原航海するようなもの。」に通ずると思います。

また梶田先生は「10年で発見できたのはラッキーだった。一つの研究を30年以上続けている人もいる。」ともおっしゃり、知性に加え、気の遠くなるような探究心と粘り強さが必要な職業なのだと尊敬の念を禁じ得ませんでした。

私も困難にあっても諦めず、粘り強く、マナー研修を軸に人材育成を究めていきたいと心に誓いました。
2016-04-29 10:02:29

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