神戸・大阪から横浜へ。今年は日吉の記念館が工事のため、パシフィコ横浜展示ホールで行われました。
毎年参加している経営者の勉強会と同じ会場で不思議なご縁を感じました。
東京大学は保護者2名までと制限があり、事前に入場許可証が送られてきましたが、慶應は学年の人数が多い上に制限がなく、両親に加え祖父母参列の家庭も多く、スクリーンを使った別会場もあり、規模の大きさに驚きました。
長谷山彰塾長の祝辞で心に残ったことをご紹介します。
創設者の福澤諭吉先生が「実学」の必要性を説かれ、専門的な職業教育ではなく、リベラルアーツ的な全人格教育を重視してこられたこと。
学問を修め、職業を持ち、世の流行に惑わされず、主体的に自分自身の人生や社会の進むべき方向を考える「独立自尊」を目指してこられたこと。
激動の時代に福澤先生が説かれた「本質を見抜く知恵、想定外の事態に対応できる柔軟さ」は、現在の企業の人材育成にそのまま当てはまることに感服しました。
最後に塾長がおっしゃった「私が望むことはただ一つ。学生生活の中で、目標を見つけ、目標に向かって努力し、目標を達成すること。」
学生だけでなく社会人である自身もそうありたいと強く思います。