先日、神戸の女性経営者会で「効果的なリーダーシップ・マネジメント」の人材育成セミナーを実施しました。
皆さん人の悩みは尽きませんが、部下に真摯に向き合う姿勢がさすがでした。
シートでご自身のリーダーシップ・マネジメントの分析をしてもらい、多くの研究者の理論がある中、25年間人材育成に携わり、また200社以上の経営発表を拝聴してきた中で、腑に落ちたものを選んでお伝えしました。
マネジメントは「社員の成熟度・タイミング」により、効果的なアプローチが違うと感じています。
組織を伸ばしているトップは「目標管理能力」と「人間関係への配慮」が共に備わっていますが、「目標管理」が行き過ぎると「ノルマ管理」となり、部下の意欲が失われますし、また「人間関係への配慮」のみでは成熟したメンバーには有効であっても、新人は何をして良いのか分かりません。
また同じ部下に対しても「自信家」の精神状態の時と「自己肯定感が低下」している時では選ぶ言葉を変えた方が響きます。
部下とのコミュニケーションで望むような反応が返ってこない場合、イラっとするよりも相手をよく見てアプローチ方法を変える方が効果的だと感じています。