神戸のシステム開発(株)CiNK様で、20~60代の皆様に、
3回コースのコミュニケーションマナー研修を実施しました。
高い専門性で信頼を重ね、創業4年目で社員が20名を超える、右肩上がりに成長されている会社です。
技術者はお客様とのコミュニケーションが苦手な人も多いとのことで、今回は
①自分の「対人傾向」を把握し、
②お客様の要望を引き出す「傾聴」ワーク、
③相手を尊重しながら自分の意思を誤解されずに伝える「アサーション」を実施しました。
盛り上がりは過去数百回の「傾聴ワーク」でベスト10にランクイン!
私のSEの方への勝手なイメージは「無口で粘り強い」でしたが、活気に溢れ、相当賑やかなワークでした。
社長も「研修の度に社内のコミュニケーションが円滑になっている」とおっしゃっていたように、明らかに職場の一体感が醸成されたと感じます。
簡単な電話応対マニュアルも作られて、社内で継続する仕組みを作られるとのこと。
経営指針にも取り組まれ、専門性もブランドもますます高めていかれることと思います。
「今後は半期毎にフォロー研修を継続したい」と嬉しいご依頼をいただき、半年後どの様な組織に進化されているか、今からワクワクします。
<ワンポイントマナー>
傾聴の重要性について―分かっていても、自分と違う意見を言われたら、つい反論したくなるのが人情ですが、そこをぐっとこらえて・・・
①相手を理解しようと聞き上手になれば相手は心を開いてくれる私がお会いした営業マンで結果を出している人の傾向です。
自分が言いたいことばかり話すよりも、お客様に要望や想いを話していただく方がご満足いただけます。
これはプライベートでも同じです。自分のことばかり話す人よりも、関心を持ってあなたの話を聴いてくれる人に好感を抱きませんか。
彼女や奥様に対しても「君はバラより美しい」と言わなくても聴いてあげるだけで相手は納得します。
②相手の状況を知り交渉・助言に役立てることができる的確に相談に対応するためにはまず相談内容を正確にわかることが大前提です。
時には相談者が表に出さない本音も把握しなければなりません。
営業では「顕在ニーズ把握力」と共に「潜在ニーズ発掘力」が求められます。
③説得のコップ理論―まず相手の話を聞くことでこちらの話を聞く気にもなる説明したい事があっても、お客様が何かを抱えて浮かない顔をしている時はコチラの話が頭に入りません。
そんな時は先に相手に気になる点を聞いて、吐き出させてあげた方が、こちらの話も聞く気になってもらえます。
ぜひお試しいただき、お客様とより良い信頼関係を築いていただければ幸いです。