
敬老の日ということもあり、主人と一緒に84歳になる大阪の主人の母に会いに行きました。
お盆以来ひと月ぶりでしたが、とても嬉しそうな表情で、ずっと話し続ける母を見ると、「これからもできるだけ時間を作って会いにこよう。」と思いました。
今回は賀寿の呼び名についてご紹介します。
「還暦」はよくご存知だと思います。
十干十二支が一巡する、数えで61歳です。
赤には忌除けの意味があり、還暦には赤いちゃんちゃんこを贈るしきたりが
ありましたが、現在の還暦はまだまだお若いです。
職場の方が、代わりにスポーティーな赤のダウンベストをプレゼントされて
大変喜んでいらっしゃるのを見て、気の利いたプレゼントだと感心しました。
(とてもダンディな方でよく似合っていました)
では「古稀」、「喜寿」、「傘寿」、「米寿」、「卒寿」、「白寿」、「百寿」、「茶寿」、「皇寿」はそれぞれ何歳でしょうか。
古稀は70歳 中国、唐の時代の詩人、杜甫の「人生七十 古来稀(まれ)なり」より
喜寿は77歳 喜の略字から七十七と分けて読めることから
傘寿は80歳 傘を略すと八十と読めることから
米寿は88歳 米が八十八と分解できるため
卒寿は90歳 卒の略字が九十と読めるので
白寿は99歳 百から一を取ると白となることから
百賀は100歳
100歳を超すと101歳は「百一賀」、102歳は「百二賀」と毎年祝います。
茶寿(108歳) 茶の字は十が二つと下が八十八となるため
皇寿(111歳) 白と王に分け、白は99、王は十二と分解できるので足して
由来を知れば覚えやすいです。
心を込めたお祝いで素敵な想い出が重なりますように。