社会人になると、この時期には人と会食をすることが増えます。
食事を共にすることは交流を深めることに役立ちますが、テーブルマナーが身に付いていなければ逆効果となってしまいます。
昔から「食べ方で育ちがわかる」という言葉があるように、きれいに着飾ってしっかりメイクをしていても、食べ方に品が無かったら残念です。
今年度もフルコースのテーブルマナー講座を12月に大阪のホテルで実施しました。
学生の皆さんは最初は緊張していたようで口数も少なかったのですが、雰囲気にも慣れてくると笑顔で会話や音楽を楽しみながら、きれいな所作で食事をしていました。
<ワンポイントマナー>
ホテルに着けば、会場に入る前にクロークに荷物やコートを預け、パウダールームで身だしなみを整えて手を洗います。
会場には貴重品等を入れた小さなバッグを持っていくと良いでしょう。
また香水はできるだけ付けない方が良いと思います。
付ける場合は控えめにし上半身には付けません。香りは人によって好き嫌いがありますし食事の香りを邪魔することにもなります。
会食が始まると最初のオードブルが来る前にナプキンを取り、二つ折りにして輪を手前に膝の上に置きます。
ナプキンを取るのはそのテーブルの中で主賓(いなければ立場が上の方)が取ってから取るようにします。