大阪薬科大学付属薬局にて「理系女性のためのキャリアパス設計論
~資格・適性について~」を講演させていただきました。
これは関西の5大学が、戦略的大学連携支援事業に取り組まれている一環で、
今回はキャリアコンサルタントとして「女性のキャリアデザイン」について
お伝えした後、仕事をしながら家事育児を両立している母という立場でも、
どう結婚や出産の節目を乗り越えてきたのかも含めお話ししました。
加えて、マナー講師という立場でコミュニケーションやマナーも
単なるノウハウではなく、根底に相手を大切に思うハートがあって初めて
活きてくること、またその真心を形で表してこそ相手に伝わるのだと
ワークや実技を入れてお伝えしました。
女子学生の皆さんが、ぜひ職場で良い人間関係を築かれ、専門性を活かして
活き活きとご活躍されますよう心から願っています。
今日のワンポイントマナーは電話のかけ方についてお伝えします。
〈ワンポイント〉電話をかける時
時間に配慮する:始業時(特に月曜の朝一は忙しい)、昼休み、就業間際は避ける
場所にも配慮する:携帯の場合は電波状態のよい場所で
要点をメモする:忙しいビジネスパーソンの時間を無駄に取らないよう簡潔に
※電話は相手が何をしていたのか見えないので、最初に
「○○の件でお電話いたしました。今、少しお時間よろしいでしょうか?」
と先方の都合を尋ねましょう。
一方的に長時間話されて困ったという話をよく耳にします。
復唱する時 : 相手がこちらに対して使った尊敬語は謙譲語に変え、
ご自身に使った謙譲語は尊敬語にすかさず変えて復唱します。
《例》相手「では12月1日(土)に私共のA会議室にお越しくださいませ。」
自分「はい、承知いたしました。12月1日(土)に御社のA会議室に
伺います。」
原則かけた方から切りますが、相手が目上や取引先の場合は相手が切ったのを
確認してから静かに受話器を置くようにしましょう。