
先日、中小企業の経営者の方々に『経営者のための信頼関係を築くコミュニケーション』セミナーを実施しました。
会社のために公私の区別なく人生をかけていらっしゃる皆様が、大切な従業員や家族から理解されて、良好な関係性が築けるよう、『自己のコミュニケーションパターンの把握』、『コミュニケーションスキルのワーク』に加え、企業人事や研修講師として様々な会社を見てきた経験から得たことをお伝えしました。
外発的動機付け、インセンティブ制度で動かすのではなく、京セラの稲盛和夫名誉会長が「従業員に惚れさせんかい。」とおっしゃっているように、社員が「この人に付いて行きたい」と思うトップの組織はモチベーションも高く、業績にも繋がっています。
前回実施した『経営者のための印象管理セミナー』同様、ジョークにも大いに笑って盛り上がっていただき、それだけでストレスが軽減されたのでは?と副産物も期待できました。
〈ワンポイントマナー〉
褒め方・叱り方を間違えると反感を買うだけで反省に繋がらない。
褒める時は「アイデンティティ・信念・価値観」を褒めると良い。
ex)「きれい好きだね」
叱る時は「アイデンティティ・信念・価値観」を叱ると傷ついた感情が残りやすいので気を付ける。「行動・環境」を叱るようにする。
ex)×「机を片づけなくてだらしないね」→○「机をきれいにして。」
×「だからお前はダメなんだ」→「どうして遅刻したの?」