大阪の企業様で「事務職」、「営業職」、「管理職」の皆様にマナー、コミュニケーション、リーダーシップ研修を2週間にわたり、計6回実施いたしました。
株式会社ナガオカ様は東京証券取引所JASDAQに株式上場されていて、
エネルギー関連事業(石油精製、石油化学プラントのスクリーンを使った内部装置)、
水関連事業(取水用スクリーン、水処理装置の製造販売)など、
限りある資源を活かす技術力で環境を守り、社会に無くてはならない事業をされています。
受講された方々が渇いたスポンジに水がしみこむように、前向きに受け止め吸収されるのを見て、ご担当責任者がこのタイミングで危機感を持ち、各職種に「今何が一番必要か」という視点で実施された意図が感じられました。
今回の研修で、皆様が共通の言語を持ち、会社を良くしていきたいとの思いを共有されたことは今後のご発展の大きな原動力になると思われます。
研修責任者の方と初めてお会いするにもかかわらず、企業人として大切にする思いに共感して、同じ気持ちでマナー研修を担当することができました。
華やかなCA出身のマナー講師も多い中で、オフィス勤務経験が長い私にご依頼くださった理由をお尋ねしたところ「ホームページを見て直感です」とのお答えでした。
後日お送りいただいた、研修受講報告書の感想を拝見し、責任者の方の「もっと会社を良くしたい」との思いが社員の皆様に通じたと、思わず胸が熱くなりました。
最後に嬉しい感想を一部ご紹介させてください。
<事務職>
・「現状維持は衰退の始まり」と、顧客の期待している以上の対応をすることで、信頼されリピーターになっていただける、また自分が会社の代表であることを意識し応対することで、今後の会社の印象、ひいては存続にも繋がることを念頭に置いておくことが重要とご教示いただいた。
・会社ではプライベートと切替を行い、正社員としてプロフェッショナルの仕事を行わなければならない、研修を受けた者として研修内容を習慣化し、部署にも広げられるように活かしていきたいと存じます。
・山田先生はバランスよく教えて考えさせて、我々の学習・思考・意欲を高めてくれた、円満な人間関係ができると仕事は楽しくなり、チームワークまで高まる効果があると感じた。
<営業職>
・入社当時にマナー研修を受けてからその後にマナー研修を受ける機会がなく、我流になっていた部分もあり、それを見直す非常に良いセミナーであった、会社のフロントマンとして恥ずかしくない立ち居振る舞いを心掛ける必要があると改めて気付くことができました。
・顧客第一は勿論、三方良しの精神でさらなる信頼関係を築き、自身のファンを増やしてお客様に喜んでいただき、ひいては事業の発展につながるような作法・マインドを追求し続けたいと感じました。
<管理職>
・部下の強みと可能性を引き出し育てること、改めて自身が責任を取る覚悟で部下に経験の場を与えることが、人材育成であることを認識した。定期的に部下との一対一のコミュニケーションを取り、思いを引き出す。
・リーダーとしてメンバーを牽引し、生産性を向上させ部門計画を達成することで会社に貢献する。
・今期は特に管理職として人材育成が重要な課題となっており、部下のやる気を出させる接し方を継続して行うことが組織力向上への一番の近道だと感じました。