
大半が50・60代のベテランの先生方。
最初は「マナーなんてもうお分かりだろうし、お役に立てるのかしら…。」と心配しましたが、個人事業主として経営に活かせる視点を含め、身に付けていると武器になる士業ならではのビジネスマナーをお伝えしました。
始まって見るとジョークにもドッカンドッカン笑ってくださり、終了後ご馳走になった懇親会では「今まで色々な研修受けてきたけど、一番ためになったよ。」とか「2時間があっと言う間だったよ。」と涙の出そうな嬉しいお言葉をいただきました。
敷居が高いと感じていた京都のイメージが一挙にフレンドリーなものとなり、専門性の高い先生方が、謙虚で温かいことに頭が下がる思いでした。
〈ワンポイントマナー〉
写真は社会経験なく独立開業した弁護士に対する苦情が、この10年で3.4倍になったという日経新聞の記事です。
マナーや常識を身に付けずに現場に行くため、いらない摩擦がおきてしまうのです。
顧客との関係性を創る、そしてその関係性を維持する ― 簡単なようで実は結構難しいことだと思います。
それは「付き合うに足るビジネスパートナーだ」と認識してもらわなければならないからです。
研修では私がこれまで実際に経験して残念に思った全ての事例を挙げ、現状をチェックいただきました。
最低限のビジネスマナーに不安がある場合、実務以前に身に付けておくべき最優先課題かも知れません。
また士業や個人事業主は「ご自身の与える印象=事務所・仕事の質の印象」そのものになります。
「自己の印象管理」として、「好感度の高い印象づくりのポイント」や「顧客の満足度を高める話の聴き方」も併せてお伝えしました。