緊急事態宣言で、週末以降のマナー研修は延期となり、学校も休校となりました。
そんな中で今週は、大阪の企業様にオンラインで丸一日かけた
新人の「電話・クレーム対応研修」が心に残りました。
(先週心を動かされた研修はfacebookに)
マニュアル通りの対応では、「その応対の仕方は何だ!」とお客様を怒らせ、
元のクレーム以上に、二次クレームで長引かせてしまうため、
お客様の気持ちを想像して、共感しながら、
クレーム対応の「心構え」→「流れ」→「実際のクレーム事例でのワーク」を練習していただきました。
お客様の勘違いと分かっても恥をかかさないよう、振り上げた拳の置き所を作る配慮もできていて、若いのにすごい!と感心しました。
また30年以上前に学んだアサーション(自分も相手も大切にした、その場にあった表現での伝え方)ですが、今でも重視されており、
お客様だけでなく、上司や先輩、同僚とも良い人間関係が築けるよう、
これもよくあるトラブルの事例でワークをしました。
尊敬している経営者の記事で、「社会状況のせいか、お客様の要求水準が高くなっている」のに、
「社会状況により直接の指導が難しく、新人の接遇が未熟なまま」とありました。
お客様の要求と、応対レベルのギャップが生じているということです。
こういったマナー研修は会社のレベルアップに加え、心折れて退職するのを防ぎ、社員を守ることにも繋がることと思います。