2025大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーに就任された、
大阪大学栄誉教授、石黒浩先生の講演を拝聴する機会に恵まれました。
『いのちを拡げる未来社会の共創』について、「アバターと未来社会」というテーマでお話しくださり、
「命について忘れがたい感動をもたらす展示」や、時間と空間の拡張、
ヒューマノイドが描く未来の可能性に大きな希望を感じました。
加えて多くの人が納得し得る生命倫理の確立の必要性も感じました。
その後の座談会では事業プロデューサーに就任された、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長や、
伊藤忠商事の深野弘行専務理事、總本山醍醐寺の仲田順英統括本部長 、
日本総合研究所マクロ経済研究センターの石川智久所長のお考えを伺いました。
諸外国ではAIや技術はまずは防衛や安全保障の為という捉え方が多いように思われますが、
純粋に人類の幸福のために研究開発していくという日本人の在り方を明示し、
世界中の人々の感動と理解を呼び起こせればと思います。
またwithコロナ時代にあって、貧困や障害等により会場に足を運べない方々も、
各国に仮想現実会場を設けることで、多くの人に未来への希望と日本の魅力を感じていただければ嬉しいです。
そして仮想現実の案内をするアバターも無表情ではなく、一目見て温かい感情が沸き起こるようなホスピタリティ溢れる微笑みと美しい所作のアバターになればと思います。
私共、現代マナーズ研究会は1990年の国際花と緑の博覧会(大阪花博)で接客指導を担当した企業パビリオンが1位に選ばれた実績があり、接遇面で関わることができればこの上ない喜びとなるのですが…。