実践的なビジネスマナー研修で効果が定着。大手企業人事部出身のベテラン講師が、モチベーションとスキルを高めるビジネスマナー研修を大阪・神戸から全国で実施。2025大阪・関西万博パビリオン接遇マナー研修、既卒の方は学び直しのビジネスマナー研修も。

後期から、大阪の大学で授業を持つことになり
月曜は祝日も授業日でした。


同業の気さくな先生や、
秘書検定の審査員でご一緒している先生も偶然いらして、
和気あいあいとした教務室でした。


1クラスの人数が多く、毎回の採点が大変ですが、
学ぶ意義と、得られる成果を伝えて、
心の距離を縮めながら
学生に自身の成長を実感してもらえる授業にしていきたいと思います。

講師養成講座の卒業生を中心に、
毎月複数の講師にマナー講座を担当いただいています。
 
大阪や神戸を始め、明石・姫路や京都の舞鶴、滋賀など遠方も担当いただきますが、
皆さん評判が良く、リピート依頼が続く上に、責任感が半端なく強いのです。
 

先日の滋賀の講座でのできごと。
JRは遅れることも多いため、私は2時間前に最寄り駅に着き、待機しました。

が、何と！車で来た講師は、渋滞で動かない事態を経験しているため、
万一のことがあっても間に合うようにと、朝4時に出て、
6時から13時まで7時間も待機してくれていました。
 

この責任感！
仕事を依頼する側として心強く、今後も優先的に声を掛けようという気になります。
さすがに、もうこんな思いはして欲しくない、私だけで十分ですが…。

返信も早く、人として誠実なところが、お金で買えない信頼を得るのですね。

十数年前に入塾した、京セラ創業者の稲盛和夫氏の盛和塾。

毎週1回、グループで講話を視聴し、
感想を述べ合って約2年になります。
不思議とその時々に必要なことが届きます。
 

今週の講話は
「自分さえ良ければと、人から詐取する人は、
近視眼的に見ると、利得を得るように見えるかも知れないが、
長い目で見ると必ず没落していく。
自分にも相手にとっても良い選択をすることが、結果的に繫栄していく。」
 

これはパナソニック勤務時代の松下幸之助氏の言葉と同じで、
各事業所には直筆の「共存共栄」の額が掛けられていました。
 

そして神戸の灘高にも「自他共栄」の額が各教室に掛けられていました。
これは柔道の嘉納治五郎氏の言葉です。
 

経済界の大物は器量も大きく、人間的魅力があるから、
多くの人の心を動かして発展してこられたのですね。

週末は大阪で、秘書検定の審査員の仕事でした。

入室から面接室を出て帰るまで、一貫して感じの良い振舞いと言葉遣いができるかを実技で審査します。

10年以上多くの方を見ていると、
「この部分を磨くだけで、随分印象が良くなる」ポイントが見えてくるので、
企業研修や学生の授業では、1人1人にその人に必要な部分をお伝えしています。

秘書だけでなく、どの職業の方でもベースに持てば
クレームもカスタマーハラスメントさえも激減するように感じます。

新入社員研修に加えて、秘書検定をセットで学ばれる企業がありますが、
指導する上司や先輩のイライラが無くなる副次的効果もあるようです！

学生の授業も25年目となり、
今年も授業後にホワイトボードを消しに来てくれたり、
両手で「ありがとうございます」と言葉を添えてプリントを受け、配布してくれたり。
社会に出ても、気の利いた仕事ぶりで重宝されそうで嬉しいです。
 
朝1限目からフルに授業をした後、夜は1年ぶりの金沢出張に。
 
サービス接遇の仕事でしたが、
昨年同様、金沢で出会う方々の接客が、温かくて、感じが良くて。
 
仕事柄、どうしても接客に目が行きますが、
今の時代も人間本来の思いやりを失わない素敵な地域でした。
またゆっくりと訪れたいです。
 
どんな職業も結局は「人」だとつくづく思います。
「人」を育てる教育、疎かにせず、大切にしていきたいですね。